新しい患者さん何人かに、
ここ最近も知り合う機会がある。
様々な情報の中から、
ぼくのところへ予約を入れて来てくださる。
推拿(すいな)を勉強しに来る方も同じだ、
いろいろな選択肢から選んでいただき、
出逢えることに感謝感謝。
そんな中、
この方々と接触させて戴いていると、
あることに『気付く』。
それは、
「自分がどうなりたいのか」が、
明確にわかっている人と、
そうでない人だ。
どうしてわかるのか、
と言うと、
単純に「今何をするべきか」が、
わかっているか、
そうでないかだ。
最近、
30代に入ったばかりの、
失業中の男性が初めていらっしゃった。
腰の状態が慢性的に悪く、
首肩背中の張り痛み、
満身創痍とは大げさだが、
おそらくご本人には切実だ。
前職を肉体的にも、
そして何よりも精神的な不具合が理由で、
退職されたばかりだそうだ。
腰はヘルニアの前歴があるそうで、
左側に坐骨神経の圧迫の影響があり、
腰椎は前弯曲が強く、
腰痛が出やすい形状のようだ。
診るからに腎のエネルギーが不足している感があり、
物理的な施術だけでは、
満足のいく改善に遠い印象を受けた。
この先の「希望」「展望」についてお聴きしたのだが、
「何も考えていない」
とのこと。
『願望』を聴きだそうと、
趣味のことや、
今興味のあること、
学生の時にやりたかったことや、
そのころなりたかった職業、
夢、みたいなものを知りたかったのだが、
「何もありません」…
そうか、
「今はとにかく身体を良くしたい」
と言うことだった。
身体の施術と、
自律神経と気の流れの調整を行い、
予定の時間を延ばしてもらって、
とりあえず本日の到達点まで導かせて戴いた。
ポータルサイトの割引クーポンでいらしたので、
いろんな施術を受けて廻っているとみられた。
このタイプの患者さんは、
「定着率」が低い、
「渡り歩く」というイメージがある。
しかし、
この失業中の満身創痍の男性の場合、
「今やるべきこと」は、
明確だった。
彼にとっても、
ぼくにとっても。
「今はとにかく身体を良くする」
それだけだ。
ぼくは迷わず、
彼の継続しやすい施術の『提案』をした、
期間と費用を明確にお伝えした。
失業中ではあるが、
彼の【優先順位】もまた、
明確だった。
素直に『提案』を受け入れてくれた、
『提案』は「押しつけ」や「押し売り」ではない、
『愛』である。
ぼくも人生の『大切な時間』を提供しているのだ、
その『大切な時間』を価値のあるものにしたい、
常々そう願っている。
そんな中、
『この人の人生を良くすることに関わりたい』
と言う人にだけ『提案』する、
その人も『望んでいる』という可能性を信じてのことだ。
失業中の彼は、
「まず身体を良くする」
ことが第一。
そしてその後に、
身体が良くなって来たら、
エネルギー『気』が巡ってきたら、
未来への『展望』が見えてくる、
この展望はぼくに見えている。
だから『提案』できるのだ。
しかし、
自分が「どうなりたいのか」が、
ほんとうにわかっていない人が多い。
「身体が一時的に楽になればいい」
と思っているのなら、
ぼくは大切な時間を使えない。
だから、
ぼくも自分の『願望』を明確にして、
【優先順位】の高いことを大切にしている。
だから、
ぼくのとって大切なことを『発信』しているのだ。
『なりたい自分になる』ために。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
天と地と人 すいなの信長正義
『天と地と人』では、
推拿施術と推拿の個別指導を行っています。
天と地と人ホームページ
をご覧ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿