2019年8月2日金曜日

夏バテ防止の勘違い

夏の食事の採り方について、
夏バテ防止や、
暑い屋外でヘタレない方法を、
身をもって知ったのでご紹介します。


55歳になって、
胃腸の調子があきらかに去年までと違う。

酒を浴びるほど呑めなくなった、
まあ、これはいいが、
呑むと翌日、
必ず胃腸の具合がよろしくない。

呑まないと調子は上向きになるが、
良くなると呑める感じになって呑んでしまう。

こうして、
常に何らかの不調を感じている。

食欲も落ちた、
特に夜は、
あっさりとしたものを採りたい、
と思うようになった。

そうめんや納豆ご飯だけでいい、
とか思うようになったのはおそらく今年が初めてだ。

ただ、
やせ形の方とは違い、
太りやすい体質のぼくは、
昼間は食欲旺盛だ。

昼ご飯は、
今現在は外食がほとんど、
自分でその都度食べたいものを、
なるべく身体によいと思われるもの、
体力のつきそうなもの、
そのようなものの中で、
頭と身体とお店の入りやすさによって決めている。

春から梅雨前までは、
身体が怠く感じる時は特に、
レバニラ炒めに酢をたっぷりかけたものを、
頻繁に採っていた。

中医学によれば、
春は肝臓の気が活発になる季節であり、
肝は解毒の働きがあるので、
それまで滞っていた気血や老廃物も動き出し、
縮んでいた筋や靭帯も伸びやすくなる。

この変化により、
身体が重怠く感じたりもしやすい。

「春は芽吹く」
とかいって、
隠れていた病の芽も出てきやすいのも確かだ。

思い当たる方も多いのではないか。

酒のみの自分はとくに、
肝臓の機能を助けるために、
中医学に則りレバーを採ったり、
酸味をとり入れて体調を整えている。

ここまではいいのだが、
梅雨が終わり猛暑に突入した2019年7月末より、
相変わらず湿度も高い暑い日が続くようになった。

7月中は、
気温の上がらない雨模様の日が続いていたので、
昼間の食欲は旺盛で、
特に力を蓄えようと肉食を選ぶことが続いていた。

そして、
梅雨明けを迎えて、
気温が上昇してからもそれは続いていたのだが、
元中医師の方から、
間接的に夏の養生の貴重な知識を戴いた。

思い返せば、
最近のぼくは下痢気味で、
それでも夜になると冷たいビールなどを呑むものだから、
これが改善されるゆとりがなかった。

このため、
昼間はなるべく冷たいものを飲むのを控えてはいるのだが、
日常的にコンビニなどで飲料を求める際には、
冷えた飲み物に手が伸びていた。

ただ、
飲食店では、
暖かい飲み物が欲しくなり、
熱いお茶が飲める店を選んだりもしていた。

なので、
この冷えたお腹をいたわろうと、
少ない養生の知識から、
身体を温める食べ物として、
肉の中でも温性のものとして、
牛肉を選んだりもしていた。

これは、
夜のおかずをつくる上でも、
スーパーでは豚より鶏より牛肉を選んだりしていた。

しかし、
夏はもともと自然界の陽の気が盛んになっているので、
体内に陽性の強い食べ物を採り入れると、
バランスをとるために、
身体に籠った熱を出すために汗をかきやすくなったり、
冷えたクーラーにあたりたくなったり、
より冷たいものを欲して身体を冷まそうとしたりする。

この結果、
体内は、必要以上に陽の気を失って、
冷えを持ち、
内臓の働きを弱め、
体調を悪くする。

外気の暑さに対しても、
体内環境との差からより以上の抵抗感が生まれ、
この環境に負けて夏バテを起こしやすくする、
というわけだ。

「スタミナをつける」
とかいって、
肉食を多くしたり、
汗の出る辛いものや熱いものを好んだり、
「夏はカレー」
企業戦略に乗っかってしまっただけで、
養生法としては全くNGなわけだ。

『夏は、野菜や魚を多く採る』
『肉は少量でよい』

このことを肝に銘じた。

お陰様で、
ここ数日は、
魚料理を好んで採っている。

これは不思議で、
身体の中身が整うのを感じる。

直射の厳しい日光を浴びる町の交差点の信号待ちで、
それほどこの暑さに抵抗していない自分に気づき、
環境と調和しているのを感じたほどだ。

身をもって知る、
のは一番の学びだ。

ずうっと勉強だ。

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