夏の食事の採り方について、
夏バテ防止や、
暑い屋外でヘタレない方法を、
身をもって知ったのでご紹介します。
55歳になって、
胃腸の調子があきらかに去年までと違う。
酒を浴びるほど呑めなくなった、
まあ、これはいいが、
呑むと翌日、
必ず胃腸の具合がよろしくない。
呑まないと調子は上向きになるが、
良くなると呑める感じになって呑んでしまう。
こうして、
常に何らかの不調を感じている。
食欲も落ちた、
特に夜は、
あっさりとしたものを採りたい、
と思うようになった。
そうめんや納豆ご飯だけでいい、
とか思うようになったのはおそらく今年が初めてだ。
ただ、
やせ形の方とは違い、
太りやすい体質のぼくは、
昼間は食欲旺盛だ。
昼ご飯は、
今現在は外食がほとんど、
自分でその都度食べたいものを、
なるべく身体によいと思われるもの、
体力のつきそうなもの、
そのようなものの中で、
頭と身体とお店の入りやすさによって決めている。
春から梅雨前までは、
身体が怠く感じる時は特に、
レバニラ炒めに酢をたっぷりかけたものを、
頻繁に採っていた。
中医学によれば、
春は肝臓の気が活発になる季節であり、
肝は解毒の働きがあるので、
それまで滞っていた気血や老廃物も動き出し、
縮んでいた筋や靭帯も伸びやすくなる。
この変化により、
身体が重怠く感じたりもしやすい。
「春は芽吹く」
とかいって、
隠れていた病の芽も出てきやすいのも確かだ。
思い当たる方も多いのではないか。
酒のみの自分はとくに、
肝臓の機能を助けるために、
中医学に則りレバーを採ったり、
酸味をとり入れて体調を整えている。
ここまではいいのだが、
梅雨が終わり猛暑に突入した2019年7月末より、
相変わらず湿度も高い暑い日が続くようになった。
7月中は、
気温の上がらない雨模様の日が続いていたので、
昼間の食欲は旺盛で、
特に力を蓄えようと肉食を選ぶことが続いていた。
そして、
梅雨明けを迎えて、
気温が上昇してからもそれは続いていたのだが、
元中医師の方から、
間接的に夏の養生の貴重な知識を戴いた。
思い返せば、
最近のぼくは下痢気味で、
それでも夜になると冷たいビールなどを呑むものだから、
これが改善されるゆとりがなかった。
このため、
昼間はなるべく冷たいものを飲むのを控えてはいるのだが、
日常的にコンビニなどで飲料を求める際には、
冷えた飲み物に手が伸びていた。
ただ、
飲食店では、
暖かい飲み物が欲しくなり、
熱いお茶が飲める店を選んだりもしていた。
なので、
この冷えたお腹をいたわろうと、
少ない養生の知識から、
身体を温める食べ物として、
肉の中でも温性のものとして、
牛肉を選んだりもしていた。
これは、
夜のおかずをつくる上でも、
スーパーでは豚より鶏より牛肉を選んだりしていた。
しかし、
夏はもともと自然界の陽の気が盛んになっているので、
体内に陽性の強い食べ物を採り入れると、
バランスをとるために、
身体に籠った熱を出すために汗をかきやすくなったり、
冷えたクーラーにあたりたくなったり、
より冷たいものを欲して身体を冷まそうとしたりする。
この結果、
体内は、必要以上に陽の気を失って、
冷えを持ち、
内臓の働きを弱め、
体調を悪くする。
外気の暑さに対しても、
体内環境との差からより以上の抵抗感が生まれ、
この環境に負けて夏バテを起こしやすくする、
というわけだ。
「スタミナをつける」
とかいって、
肉食を多くしたり、
汗の出る辛いものや熱いものを好んだり、
「夏はカレー」
企業戦略に乗っかってしまっただけで、
養生法としては全くNGなわけだ。
『夏は、野菜や魚を多く採る』
『肉は少量でよい』
このことを肝に銘じた。
お陰様で、
ここ数日は、
魚料理を好んで採っている。
これは不思議で、
身体の中身が整うのを感じる。
直射の厳しい日光を浴びる町の交差点の信号待ちで、
それほどこの暑さに抵抗していない自分に気づき、
環境と調和しているのを感じたほどだ。
身をもって知る、
のは一番の学びだ。
ずうっと勉強だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿