直接言いにくいので、
施術の際は症状改善のみに努めている場合がほとんどだ。
どういうことかと言うと、
症状は、
「考え方」つまり、
脳の使い方によって起こっている。
だから、
この「考え方」を変えることが、
症状を軽くしたり、
再発を防ぐことになる。
しかし、
「考え方」を変えるのは時間がかかるし、
ある程度の期間の関わりが必要不可欠だ。
そもそも、
この提案を受け入れる方は少ないし、
提案するまでに至らない、
受け取る側に器が用意されていない場合がほとんどなのだ。
でも、
少数はいらっしゃる、
だからその実績を元に、
確信を持って今お伝えしている。
この記事に拒絶反応が少しでもある人は、
これ以上読まないことをお薦めします。
以下は、
ぼくの経験上と、
いろんな方のお話を総合して、
自分なりには確信を得ていると言うだけなので、
いい加減に聴いてください。
信じても、信じなくても、
どちらでも大丈夫です。
関節痛は、
「頑固さ」「融通の利かなさ」と言う生き方を続けると、
肩や膝、股関節、
様々な関節にトラブルを抱える。
関節は「ジョイント」であり、
「関係性」の場所なので、
ここに『気』がスムーズに流れていると、
滑らかに動く。
推拿でも様々な手法で、
手の色々な関節を動かすが、
関節に気が行き届いていないと、
固かったり、ぎくしゃくした動きにしかならない。
なので、
練習が必要なのだが、
気の流れを良くしようと言う意識を持つのとそうでないのとでは、
上達に差が出ることは明らかだ。
ぼくも、
手の関節に気が行き届き、
滑らかに動くように意識して、
太極拳や気功の実践を行うようになってからは、
関節間の動きも良くなったし、
手法の効果の出方も数段上がったと思う。
一つの例があって、
実は昨日2か月ぶりくらにいらっしゃった患者さんがいる。
40代中頃の長身でスタイルの良い女性で、
Kさんとしておく。
彼女は数年前まで、
ドラッグストアチェーンを持つ会社の幹部で、
アルバイトを含め数百人の管理をしていた、
バリバリのビジネスウーマン。
自分の身体の事を顧みる暇もなく、
この業界にどっぷりはまり、
全身全霊で仕事に打ち込んでいらっしゃた、
と言う印象だ。
会社の方針転換で、
仕事のタイプが変わり、
時間の使い方が変わる中で、
ふと気づくと身体はボロボロだった、
と言う感じである。
元々おそらく勝気な性格で、
男社会の中で活発に活動していらっしゃったので、
気は張り詰めたまま、
と言う身体の状態だった。
会話の中で、
推拿の施術の他に、
太極拳を習いたい、
との事だったので、
気功と合わせて、
「考え方」のコーチングもご紹介し、
受講して戴いた。
そして、
見違えるように、
身体の状態は改善していき、
顔の表情まで柔らかく変わっていかれた。
そのKさんが、
久しぶりにいらしたのだが、
一週間ほど前から肩に痛みがあり、
夜寝る時も、
横になっているだけで痛くて寝つきが悪くなっているそうだ。
まさに五十肩=肩関節周囲炎=凍結肩とも言われる症状である。
首肩の凝りは、
以前からひどいものがあり、
この日も表面はバリバリに張っていらっしゃったが、
緩解するのも早く、
柔軟性は以前とは比べ物にならない感じだ。
脳からの神経伝達が変化しているのだ。
肩関節周囲も、
五十肩に相応しい拘縮をみせており、
肩関節前部、肩峰下、肩甲骨周囲、
上腕二頭筋、上腕三頭筋など、
主要な部分に推拿を施していく。
腱や筋腹の拘縮だけでなく、
肩関節周囲全般に何かが詰まって流れていないような感覚がある、
指先から浸透してくる「凍結肩」という名称に相応しい「冷え」の感覚。
これらの部位を修復していくのに、
かなりの労力と忍耐を必要とする場合が当たり前のようになるのだが、
予想よりはるかに『素直』に緩解していくのに驚いた。
この「冷え」と「詰まってる」感覚がなくなったと同時に、
「じっとしていても在る違和感」が無くなったと言う。
可動域もすぐに改善し、
うつ伏せで寝ている段階で、
腕が上方に上がるようになっていた。
「関節痛」の「性格」のお話をすると、
「わたし頑固だったから…」
とのこと、
もちろん過去形で語られた。
頭の中で「考えていること」が、
身体に症状として現れるのは、
中医学の説明からも明らかだ。
「感情」に振り回される「考え方」から、
『今』変化することが望まれます。
症状や病気に抵抗することで苦しみ続けるのではなく、
それらが発信しているサインに、
耳を傾けてみる事が望まれているのかも知れない、
と思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
天と地と人 すいなの信長正義
『天と地と人』では、
推拿施術と推拿の個別指導を行っています。
をご覧ください。
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