初めにお断りしておくが、
タイトルに『脳外科医も認める』と書いたが、
この記事は決して「学術的」な内容のものではない、
日々の体験記くらいのものである。
今日、
市ヶ谷の東京中医学研究所に新患の予約が入っていたので、
17時前に当所に伺った。
ベッドの準備を終えて受付のほうに出ていくと、
待合のテーブルにすでに患者さんがいらしていて、
スタッフが案内してくれたらしく、
カルテに必要事項を記入されているところだった。
パチンとボールペンのインクを収める音がしたので、
「よろしいでしょうか」
とカルテを拝借に伺うと、
30代後半くらいと見受けられる背の高いその男性は、
「ハイ大丈夫です」と書き終えたカルテを手渡しながら、
ぼくの顔を優しく親しみのある笑顔で見ておられた。
「やけに愛想のいい患者さんだな」
とか思いながら個室に案内し着替えを促して、
ふとカルテに目をやると職業欄に「医師」とあった。
「なるほど、お医者さんはどんな身体のお悩みが…」
と着替えを終えられた個室に入ってみると、
またもや満面の笑みで迎えられた。
「実は中野でお世話になったことがあるんですよ」
おお、すっかりわすれていた、
お話によると、
5年ほど前に、
『すいな健康院』にいらしたことがあったようで、
当時4~5回施術を受けたそうだ。
「あの時は右の肩甲骨のこの辺りが痛くて、
どうしようもない時に助けてもらったんですよ」
そうだったのか、
すっかり忘れていたが、
だんだん記憶が蘇ってきた。
確か勤務後の夜とか、
出勤前の昼間、
休日とかにいらっしゃっていたような。
当時は中野にお住まいだったそうだが、
今は、偶然にも?千代田区五番町で、
東京中医学研究所のほんの筋向こうにお住まいだそうだ。
「調べたらこちらにいらっしゃるのがわかってすぐ予約入れました」
とのことだった。
そんなに前のことを覚えて戴いているとは、
これは施術者冥利につきる、
20年もやっていればこういう好い事もあるな。
「あー、手術をやってらっしゃるお医者さんでしたよね」
「そうです、あの時は本当に困っていて、
でもあれ以来痛みが全くでなくなったんで助かったんです」
そうか、
あの時も確か「職業病」だと認識した、
顕微鏡というのかカメラを覗いて手術する、
とおっしゃっていた。
「どこの手術をやっているんでしたっけ?」
すると、
頭の上に指で輪っかをつくって見せて、
「ここです」
「わー…」
『脳外科医』か、
脳外科の手術と言えば、
都立駒込病院の篠浦 伸禎(しのうら のぶさだ)先生の講演を、
知り合いに紹介してもらって聴いたことがある。
麻酔なしで行う手術がある、
と言うのをその時初めて知った。
脳が反応したままで行うことによって、
逆に事故が起こりにくい、
確かそうだったと思う。
「麻酔なしでやったりするんですよね?」
「あー、××××ですよね、そうですよ」
「わー…」
「××××」は忘れてしまったのだけど、
カタカナの名称をおっしゃって、
今調べたら、
『覚醒下手術』で『IEMAS』と言うのがあるそうだ、
「イエマス」?とおっしゃったかどうかは定かではない(笑)
その患者さんが、
今回は「首から肩にかけて」の痛みや違和感が辛く、
背中から腰、
脚の裏側にかけてのツッパリ感が取れない、
とのことだった。
うつ伏せになって戴いて、
触れたお身体は大変に疲労しておられた。
この首肩で毎日仕事をするのは、
地獄と言うか罰ゲームのような感じだろうか、
施術は容易くはなかった。
そして、
念のため来週にも予約を入れて戴いたが、
かなり回復された様子だった。
そう言えば、
これも偶然にも先ほどYouTubeで、
やはり医師の『矢作直樹』氏の本についての解説を聴いていたのだが、
矢作先生は「死後の世界」について様々な著書などで言及されており、
先の脳外科医の篠浦先生は、
様々な民間療法も取り入れた『統合医療』を推奨されているし、
「脳の働きからの精神性」と言うような内容について書かれていたように記憶している。
「生と死」に直面する現代最先端医療の現場で活躍される人ほど、
『物理的』『物質的』なものに対極して、
『精神的』な世界に触れざるを得ないのだろうか、
そんな気がする。
本日久しぶりの再会を選んでくださった、
若き『脳外科医』のこの人の活動にも、
長くお付き合いさせて戴きたいと思った。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
天と地と人 すいなの信長正義
『天と地と人』では、
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