ここ数年は、
ぼくが中野を離れていたので、
そう、3年ぶりにご縁が復活して、
施術にいらしていただいている。
60代後半女性、
経営者で、
その道の先輩との認識もある。
とにかく不調の多い方で、
3年以上前の時期には、
施術にいらっしゃる度に訴えていかれる不具合に、
辟易としていたことを思い出す。
腸の状態が悪く、
下肢にも手術後の神経の不調や、
静脈瘤による冷えや痛みなど、
当時ぼくの施術では賄いきれない症状を抱えておられた。
中野に戻ってきて2回目の施術、
前回の後の反応も経過もよく、
精神状態も以前より良好そうだ。
下半身の状態も、
不調はあるものの、
施術時の変化のスピードが速い。
もしかしたら、
ぼくの施術のレベルが数段上がった、
ということもあるだろうが(笑)
明らかに状態が良い。
話によれば、
ちょうど今の施術場所の向かいのビルにある、
下肢静脈瘤クリニックで「静脈瘤を焼く」
という治療を受けたそうだ。
静脈瘤による症状に苦しむ患者さんと、
何人も出会ってきたが、
本当の意味で改善に向かわれた方を知らなかった。
施術の限界をいつも感じた。
「静脈を取る」という手術というか治療を試みた方もおられたが、
経過が良好だとはあまり聴いたことがなかった。
しかし、
この新しい治療法は、
カテーテルで麻酔をして焼く?
聴いただけで調べて書いていないので、
そういう理解でしかないが、
この評判が良いらしい。
この60代女性経営者も、
行きつけの歯科の受付のご婦人の口コミ、
というか術後の好反応を聴いて、
実行に移したそうなのだ。
口コミというか、
というか口コミだ。
口コミは大切だなあ。
そう言われれば、
この聴いただけで痛そうな、苦痛そうな治療法を、
見ず知らずのどんな名医に進められようと、
行動に移すことはなかなかできないのではないか?
信頼している医者であっても、
かも知れないレベルだ。
しかし、困った人は藁をもつかむ思いなのだろうが。
「あの歯医者さんの受付の奥さんは、
買い物している時の後姿を見ても、
わたしよりもひどいとわかるくらいの、
ボコッと盛り上がった静脈瘤だったのに、
しばらくぶりに会った時に、
座っているだけでも痛かったのが、
すっかり良くなったらしいのよ」
この現実を目の当たりにすれば、
同じ悩みを持つ方なら、
心を動かされるに違いない。
ぼくもこの女性経営者の膝から下の状態が、
すこぶる良いのに感心した、
これは現代医学の勝利である。
勝ち負けではもちろんないのだが、
やはり、
より良いものを選択するのは、
患者さんにとっても、
医療や施術に携わるものにとっても大切であると実感した。
「自分よがりにならない」
肚に落ちた。
静脈瘤の状態と症状がなくなったおかげで、
この方の健康は、
もっと高いレベルに向かうことができる。
そして、
その一助は、
ぼくにも担える。
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