2019年9月18日水曜日

【推拿(すいな) 首・背中の痛み】拇指按法の限りないほどの可能性

今日の患者さんは、
2回目のヨガ講師をやっていらっしゃる50代女性。

首から肩にかけての、
寝違えのような痛みが一か月以上続いていらっしゃり、
背中にも慢性的な凝り詰まり感があるということ。

どこに行っても、
何をやってもとれない症状との事だった。

2回目の本日、
経過をお聴きすると、
「どんどん良くなって来ていて、もっとよくなる気がしています」
とのこと、
「首肩の痛みは全くなくなりました」
と嬉しい反応を戴くことが出来た。

今日は、
顔を上に向けた時に、
左肩甲骨の内側下方に痛みがでる、
ことと、
背骨の周りの違和感がまだあること、
殿筋の奥の方のつっぱり感、
が気になっていると言うことだった。

一回目の施術後で、
表層の緊張や詰まりはかなり改善されており、
その深部の慢性的な凝りが、
明確になってきた、
と言う印象だった。

背中の、
膀胱経のラインより中心寄り、
筋肉だと多裂筋に触れているのだろうか、
この辺りに自然と拇指が向かっていく。

ぼくは現在、
拇指按法を2か所同時に点穴するやり方をしているので、
背骨脇に触れているのは主に右手の拇指だけで、
ツボ感や筋肉の感触を探っている。

この時に、
ツボが開く感覚や、
筋線維が解けていく感じを得ることが出来る。

物理的に言うとそうなのだが、
やはり『気が通る』とは同じ感覚だと思う。

この按法の感覚は、
気功の概念を学び、
実践し続けてから大きく変わった。

効力を実感できるようになった。

施術終わりの仰向けの姿勢で、
「何か変化を感じますか?」
とお聴きすると、
「もう全然違います、すごいです」
とのこと。

お帰りになる前にもお話したのだが、
「先生の指から変化していく感覚をずっと感じてました」
ということで、
拇指按法のぼくが与えている感覚を、
同じように感じてくださったようだ。

この感覚を共有できるのは、
かなり感受性の高い方とでないとあり得ないので、
久しぶりのこの感覚共有が出来たことに、
喜びを感じたし、
天から褒めてもらっている気がした。

たかが按法であるが、
その可能性の深さに胸がときめく思いだ。

しかしながら、
「気の固さ」が、
ぼくもまだまだあるようなので、
これもまた日々の実践である、
もっともっと向上していきたい。

『推拿』を生涯やる上で、
「まだまだ向上できる伸びしろがある」
と感じられることは、
何ものにも代えがたいモチベーションだ。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
天と地と人 すいなの信長正義

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