2回目のヨガ講師をやっていらっしゃる50代女性。
首から肩にかけての、
寝違えのような痛みが一か月以上続いていらっしゃり、
背中にも慢性的な凝り詰まり感があるということ。
どこに行っても、
何をやってもとれない症状との事だった。
2回目の本日、
経過をお聴きすると、
「どんどん良くなって来ていて、もっとよくなる気がしています」
とのこと、
「首肩の痛みは全くなくなりました」
と嬉しい反応を戴くことが出来た。
今日は、
顔を上に向けた時に、
左肩甲骨の内側下方に痛みがでる、
ことと、
背骨の周りの違和感がまだあること、
殿筋の奥の方のつっぱり感、
が気になっていると言うことだった。
一回目の施術後で、
表層の緊張や詰まりはかなり改善されており、
その深部の慢性的な凝りが、
明確になってきた、
と言う印象だった。
背中の、
膀胱経のラインより中心寄り、
筋肉だと多裂筋に触れているのだろうか、
この辺りに自然と拇指が向かっていく。
ぼくは現在、
拇指按法を2か所同時に点穴するやり方をしているので、
背骨脇に触れているのは主に右手の拇指だけで、
ツボ感や筋肉の感触を探っている。
この時に、
ツボが開く感覚や、
筋線維が解けていく感じを得ることが出来る。
物理的に言うとそうなのだが、
やはり『気が通る』とは同じ感覚だと思う。
この按法の感覚は、
気功の概念を学び、
実践し続けてから大きく変わった。
効力を実感できるようになった。
施術終わりの仰向けの姿勢で、
「何か変化を感じますか?」
とお聴きすると、
「もう全然違います、すごいです」
とのこと。
お帰りになる前にもお話したのだが、
「先生の指から変化していく感覚をずっと感じてました」
ということで、
拇指按法のぼくが与えている感覚を、
同じように感じてくださったようだ。
この感覚を共有できるのは、
かなり感受性の高い方とでないとあり得ないので、
久しぶりのこの感覚共有が出来たことに、
喜びを感じたし、
天から褒めてもらっている気がした。
たかが按法であるが、
その可能性の深さに胸がときめく思いだ。
しかしながら、
「気の固さ」が、
ぼくもまだまだあるようなので、
これもまた日々の実践である、
もっともっと向上していきたい。
『推拿』を生涯やる上で、
「まだまだ向上できる伸びしろがある」
と感じられることは、
何ものにも代えがたいモチベーションだ。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
天と地と人 すいなの信長正義
『天と地と人』では、
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