2019年11月29日金曜日

【これからの独立志望者に告ぐ必須事項】やりたくない事を失くす

【これからの独立志望者に告ぐ必須事項】

 ~やりたくない事を失くす~

               推拿(すいな) 天と地と人 信長正義


「独立」
と言う形にもいろいろあると思うけど、
ぼくのようなタイプ、
「技術職」で大企業に勤めていた訳ではなく、
いきなり大きな資本も持たずに、
「個人事業主」として独立したい人向けの話になります。

そして、
その中でも、
一生、一人で事業を営む事を考えている人向けではない、
かも知れません。

とりあえず、
自分だけの技術と能力で自分だけの資本で開業して、
その後に人財を育成し、雇用し、事業の形態を広げていきたい、
と心ならず漠然とでも思っている人向けになるかと思います。


************************************

ぼくは現在、
2度目の開業を果たしている。

一度目は2006年2月から、
2016年5月まで、
路面店舗だったが、
都道の拡張計画に入り立ち退きとなったのを機に、
市ヶ谷の古巣に3年間戻ることになった。

3年間、
と言うのは初めから決めていた訳ではなく、
時の流れの中でその期間になったと言う事だ。

2度目の今回は今年、
2019年6月より、
中野で立ち上げた。

一度目と二度目の開業では、
大きく考え方が変わっている。

一度目の目的は、
『独立開業を成功させることにより時間とお金をコントロールし、
 音楽活動をやりやすくする』
と言うものだった。
(この当時、恥ずかしながらぼくにとっての推拿は「生活の糧」だと思っていた)

この目的は達成された、
独立ははっきり言ってぼくに向いていた。

独立に向く、
とはどういうことかと言うと、
「自分一人で判断し選び決めて実行する」
それが得意だと言う事だ。

誰かに判断し、選択してもらい、決断してもらって行動できる、
と言うタイプの人は独立に向かない。

もし、
自分がこのタイプなのに、
「独立したい」
と考えているのなら、
このブログを毎日読んで、
出来る事から思考と行動を変えていく事をお薦めする。

そうすれば「独立」に向くタイプに変われるかもしれない。

「自分一人で実践」していけるぼくは、
何でも自分で決める喜びを知り、
それを元に様々な経験をして、
自分の目的の達成、成功をする事が出来た。

2016年の5月に、
移転をする際に、
ぼくにはそれまででやり残した、
と言うか、
実践している最中のチャレンジがあった。

それは、
「人財育成」と「雇用」だった。

その当時も、
ぼくは6~7名の推拿の生徒さんを抱えていて、
その中から一緒に働き成長する人を育てていた。

結果から言うと、
ぼくが市ヶ谷の古巣に戻ることにより、
全員がバラバラになった。

その方が当時の彼らにとっても、
実はぼくにとっても良かったと、
今では思っている。

実は、
2016年6月から、
2019年6月の2度目の開業に至るまでの3年間で、
ぼくは大きな学びを得ることになっていたようだ。

その学びが、
「やりたくないことを失くす」
と言う事だった。

一度目の開業での当初の目的は、
「自分の資本で、技術で、才覚で、営業を成り立たして生活し、音楽活動をやる」
だったので、
自分さえ出来る事をやれれば成功だった。

しかし、
独立して仕事をする中で、
「自分が出来た事を人に伝えて、自分と同等かそれ以上の人を世に排出する」
と言うような使命に気づいた時に、
ぼくはやはり「さらなる学び」を乞う事になっていただと思う。

この3年間で何を学んだのだろうか?

一度目の開業の際には、
「自分の能力」だけを高めるのが目的だったので、
「他の人を育てる」事の学びは必要としていなかった。

だから、
正直に言うと、
「人を率いるだけの器」が、
まだまだ小さかったと思える。

確かに、
一度目の修行時代には、
弟子は当初ぼく一人だったし、
数年後に離れる際には、
ぼくの後輩に一人の女性がいるだけだった。

この3年間の間、
今思えばなのだが、
ぼくは自分の技術や能力を高める事を、
仕事場でのテーマにはしていなかった。

自分の仕事の成果、実績、数字をあげる事は意識していたが、
そう言えば他は、
10名近くいる所内の人間関係や雇用形態や雑用を含め、
自分以外の事をこなす事を主にやってきたかも知れない。

中には、
「なんでおれがこんなことをしなければならないんだ」
と言う事が数多くあった。

今思えば、
昨日今日のスタッフがやりたくない事を、
経歴20年のぼくが、
よくやってこれたと褒めようとさえ思う。

その中で覚えているのが、
「洗濯」の雑用だ。

常時5~6名以上の施術者が施術を行っているので、
患者着を含めた洗濯物の量は半端ない、
それを洗濯機に入れて、
屋上に干し、
取り込んで畳む、
結構な重労働に毎日毎日時間をとられるのだ、
もちろん完全歩合制をとっていたぼくは無償の仕事だ。

中には、
施術歩合給で生活費が賄えないスタッフが幾人もいるのにだ。(笑)

とにかく、
所内の雰囲気をまとめるのも、
この3年はぼくの志事に入っていた。

そして、
いつしか「なんでおれが…」
と思わなくなり、
とにかく、
このくらいの事を誰もやりたがらなくてもやる事は、
何の苦痛もなくなってきた。

何故か?

おそらく、
その頃には、
ぼくはいずれ自分の独立領域を創って、
自分だけがやる事の出来る志事をやろうと、
「目的」が定まっていたからだ。

この頃には、
自分がこれからやる事の手前にある、
「取るに足らない雑用」など、
とくかくこなして自分のやるべき事、やりたい事をやるだけ、
と言うマインドが出来あがっていた。

今ぼくは、
非常勤ではあるが一人のスタッフと、
それ以外に10名近い生徒さんを抱えている。

自分のスタッフには、
「やりたくない事をやらせる」
のではなく、
「やりたい事をやる」
そのために必要な事を提供している、
と言う感覚でやれている。

これもこの3年間の学びのお陰だと、
心から思える。

ぼくにはこの先、
益々自分のイメージしていることを、
拡張していけるモチベーションと自信がある。

ぼくと同じようなタイプの仕事をやっている人には、
ぜひこの話を参考にして戴いて、
自分のなりたい未来を実現させてもらいたいと思う。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
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天と地と人 すいなの信長正義

『天と地と人』では、
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